LAB DIAMONDとは

[Laboratory Grown Diamond]
一般的に「ラボグロウンダイヤモンド」や「ラボグロウン」「合成ダイヤモンド」と呼ばれており、天然ダイヤモンドの最大シェアを持つデビアスが『ラボグロウンダイヤモンド』の新ブランド「Lightbox」を2018年に発表され、世界中のセレブや著名人からも注目されている新しいダイヤモンドです。

 

 

◆天然ダイヤモンドとの違い◆

 

結論、同じダイヤモンドです。
世界共通で美しく高級な宝石という認識がある「天然ダイヤモンド」。
その美しさは、地球深部で何億年という歳月にわたる地質学的プロセスを経て生まれた「自然の奇跡の結晶」です。
一方、「ラボグロウンダイヤモンド」は、地球深部の環境条件を、最新技術を持つ研究室(ラボ)で再現し人工的に形成された「叡智による奇跡の結晶」です。
天然ダイヤモンドとラボグロウンダイヤモンドは「化学組成」や「結晶構造」も同じ『ダイヤモンド』。ゆえに、プロでも肉眼では見分けがつきません。
(鑑定機関では判別可能で、鑑定書の発行も可能です)
唯一の違いは、「生まれ育った環境が違う」ダイヤモンドです。

 

 

◆環境と人類にやさしいダイヤモンド◆

天然ダイヤモンドを採取するには膨大な量の土砂を採掘します。
ダイヤモンド鉱山に於けるダイヤモンドの含有率は2トン~25トンの土砂に約1カラット(0.2グラム)程度しか採取されません。
地中奥深く採掘するため、森林伐採や地下水脈の破壊のリスクなどを伴い
自然環境への与える影響が大きいと言われております。

 

また、一部では紛争地帯で採掘されたダイヤモンドによって得られた利益はその地域での「紛争の資金」として利用され、劣悪な環境での児童労働や労働搾取等の問題も発生していました。
近年では、ダイヤモンドの不正取引が世界各地の紛争の資金源になっている状況を鑑み、不正に取得されたダイヤモンド原石の輸出入を規制することを目的とした国際的な制度(キンバリープロセス証明制度)が採択され、平成15年1月から開始されました。
しかしながら、紛争ダイヤモンドが完全に無くなったとは言えません。

 

 

◆エシカルでサスティナブルなダイヤモンド◆

世界的に「エシカルでサスティナブル」を求める時代背景にマッチした
「環境と人類にやさしい」
「サスティナブル”なダイヤモンド」です。
エシカル(倫理的)でサスティナブル(持続可能)なジュエリーは海外セレブや著名人にも人気で世界的に注目されている「ダイヤモンド」です。
アメリカにおいては既に1000店舗以上のジュエリーショップにおいてブライダル商材を中心に販売されており、商品の選ぶ基準が、「商品の良し悪し」に加え、「サスティナブルであるか?」ということも考慮されていく時代になって来ており、「ラボグロウンダイヤモンド」を選ぶことが「先進的でスタイリッシュ」という風潮になってきています。